2023年12月~2024年5月に配信・リリースされた曲の中から、私的ベストテンのプレイリストを作りました。
1アーティスト1曲縛りとなってます。
【選曲対象】
2023年12月1日~2024年5月31日リリースの新曲。
new mixといったmix系、Re-Recordingといったバージョン違い、Coverは対象外。
※ただし、選曲対象期間にリリースされた新曲のmixは対象となります。
10位:BANDAGE(Ayumu Imazu)
ファレルウィリアムス"Happy"よろしくサウンドがかっこいい。
2022年年間ベストに"Tangerine"が入っていたAyumu Imazuくんのナンバー。今回も今井了介さんプロデュースの曲だけど、この2人が組むといい曲が確約されてる。
音色豊富なビートと間の使い方がいい。尾を引くハイハット、硬めのスネア、何種類か使ってるクラップ、抜き差しが上手い指パッチンect...。
そこに絡む太いベースと低音のピアノのグルーヴィー感、尾を引くハイハット7回からスネアを入れてサビ突入。ここからストリングスが登場するのがすんごいお洒落。
9位:アイライ(森 大翔)
1音目からエレキギターが心を奪い取る爽快感抜群ソング。エレキギターの世界大会で優勝しただけあって、テクニックは怪物級。
エレキギターを重ねまくってるサウンドは感電待ったなし。細かく作られてるから何度も何度も聴いてほしい。
中盤には30秒ギターソロを入れてるけど、曲をスキップして飛ばすという思考が100%どっかに飛んでいく。しかも歌が入っても15秒ぐらい後ろで痺れる演奏が聴ける。
歌声も爽やかな声をしているので、楽曲とめちゃめちゃハマってます。森大翔(もり やまと)くん、今後がとっても楽しみです。
8位:終電後ドン・キホーテ(ウルトラ寿司ふぁいやー)
ウル寿司の新境地になった気がするナンバー。
「おつかれさま」や"Do!"、「全てはエンターテイメント」といった、日常に近い曲がウル寿司の強みだと思う。
ただ、それが切ない系ラブソングで出てたのは新境地。切ないのに甘酸っぱいハートウォーミング感は、ハッピーターンの甘じょっぱさぐらい絶妙。
『パリピ☆じゃNIGHT』は私の中ではトリプルA面と思ってます。下半期に期待。
7位:フラワー(竹本健一)
まず言いたい、すごくいい音で録られてる。いい音の鳴るヘッドホンで聴いてみろ、飛ぶぞ。
声の厚みがハンパない。いくつ重ねた声で左右から包むんですか、幸せでしかないよこんなの。
特にファルセットになるところとか、いい意味でゾクゾクする。
そして、リズムの緩急のつけ方がいい。ふにゃふにゃと弾む音色のシンセとズドンとくるベースのグルーヴィー感には首が動く。
縦を揃えたサウンドにギターやタンバリンがいい感じのスパイスになってる。好き。
6位:BED TIME(GAKU☆MASA)
すんごい気持ちいいChillなナンバー。なんにも考えずこの曲聴いてとろけていたい。
中盤(2:10~3:40ぐらい)のピアノとギターの掛け合いからはじまり、交わり絡んでいく感じが気持ちいいでしかない。
後半は低い音が中心のかっこいいギターが聴こえてくる、そのあとすっと入ってくる高音のピアノ。Gakushiさんのタッチがマジで堪らない。
歌が無いとスキップしたくなる時代と言われてますが、マサ小浜さんのギターを聴いてほしい。渋い感じで超歌ってるから。
5位:ANSER~歓びの歌~(Skoop On Somebody)
これだけSkoop On Somebodyの記事だらけのブログで1位じゃないんかーい!って総ツッコミされそうだけど、上4つがマジで強すぎる。
身近さがあっていいとは思う……けど、どちらかというと、ゴスペルはじっくりと心の隅々まで広く大きな愛で満たしてほしいかな。
ただ、こういう挑戦だらけの曲が続く攻めの姿勢はとてもすごくいいと思う。それで『ステラ』みたいな曲が生まれたし。
いざ原点回帰で濃い黒っぽい曲作ったときには、鳥肌とか通り越したなにかになると思う。
4位:Come Over (Neighbors Complain)
4人全員テクニックおばけで頭一つとか二つ抜けてる。そのうえここまでグルーヴィー。
人が演奏をしているアナログ感がとてもあるし、叩き上げて磨き上げてきた実力派のおそろしさを感じる。
特に間奏明けのキーボードと歌声から始まるところがかっこよすぎ。Otoさんマジでかっこいいコトに気づかない世の中マジでどうかしてる。
また、歌詞には励まされた。一度諦めを感じて生きてる人間には刺さる。
あと……ここだけの話、On&Onと超迷った。マジで2曲に4位つけたいと思ったので聴いてほしい。
3位:光の跡 星野源
率直に言って、音が性癖。
みずみずしく透き通ったシンセの音色が中心になってるけど、めちゃめちゃ好き。
くわえて、音色を巧みに使って組み上げてるビートが好きすぎる。無機質打ち込みでループしてるからずっとビートを感じていたくなる。
特に、キック、TR-808っぽい低音、乾いたスネア、メトロノームっぽい高音、カバサ、フィンガースナップ(指パッチン)……特に、この音色の使い方が上手い。それがわかるのがサビ。
「惹かれあうのは なぜ(ツッタツーン)」
「ただ「見て、綺麗」だと手を引いた(チャチャ、パチンッ)」
このビート本当に大好き。最高。ツッタツーンが本当にクセになる。チャチャはカバサ、パチンッはフィンガースナップだけど、これも上手くハマってる。
「海に揺れる」「僕ら燃える」 の『揺れる』『燃える』で音程が上がって下がる感じは、いい意味でゾクゾクする。
2位:フライデーズハイ Penthouse
疾走感×お洒落×超グルーヴィーが最高。
浪岡さんのハスキーボイスは聴いた瞬間グッと世界に引き込まれて、そのまま疾走感にノセられて3分があっという間に終わる。
流れるような音も隙間に入る音もキレイなピアノ、派手なホーンと華やかなストリングスが作り上げる雰囲気はお洒落。
小物パーカッション大量投入、ピアノだけかと思ったらフェンダーローズもある、ドラムもキックが細かかったり手数が多かったり。音がみっちみちで超グルーヴィー。
サビ終盤の"Give me five I got it"からドラムのビートが変わるけど、大好き。楽しすぎる。こんなの首が動くし声出したくなる。
ライブで聴いたら300%楽しさが確約されてるから、沖縄にPenthouseきたら意地でも観に行く。
1位:Creepy Nuts "Bling-Bang-Bang-Born"
究極のキャッチー×驚異的な中毒性。
3分切ってるこの曲を1位に選ぶのは、とってもすっごく抵抗ありましたが……2024年上半期は"Bling-Bang-Bang-Born"か「それ以外か」ってぐらいに、他が比べ物にならない。
子供から年配の人まで口ずさんでしまうキャッチーな感じ、繰り返し繰り返し聴いてしまう中毒性。
「鏡よ鏡答えちゃって」「生身のまま行けるところまで」で、言葉のスピードをグッと落として高音で歌うの、いい意味でゾクゾクする。
……余談ですが、私の母(バブル世代の日米バイリンガル)曰く
「サビの"Bling-Bang-Bang-Born"の発音した時の気持ちいいし、これディスコでかかっても踊れる曲だから人気なんだろうね」
と、サビの口の動きをしながら話してましたが。超面白い見解だと思ったのでお伝えします。
以上。2024年下半期、そして2024年年間ランキングも作りますのでお楽しみに!
今週のお題「私の〇〇ランキング」