Xスペースで毎週月曜23:00から『おとこいラジオ』という番組をやっています。
主におすすめ曲を紹介したり、テーマを決めておしゃべりしたりしているゆる~い番組です。
4月のテーマは「甘いもの」でした。
ミスドの第1号店に行ってきたという写真をリスナーさんから頂いて嬉しかったです!
レトロな雰囲気は見ててアガりました(*´∀`)
では、この番組で取り上げた楽曲を今一度振り返って、簡単に紹介します。
目次
4月1日放送回
全世界的に"Bling-Bang-Bang-Born"がバズってますが、ドラマ『不適切にもほどがある!』が最終回を迎えて、めちゃめちゃ面白かったので選曲。
歌詞がストーリーと絶妙にハマってるんですよね。
Aメロで「エスケープしてみたい このバスに乗って未来へ」と説明して2番Aメロで「エスケープし足りない このバースに乗って居たいぜ」は鳥肌立つ。
浦島太郎、カチカチ山を匂わすフレーズを入れつつ、息苦しくなった世の中に対して「マサカリみたいに振りかざす 正しさに怯えながら生きる いつかのお利口さん」はかっこいい。
ドラマに関しては「寛容」が足りてないという考え深かった。加えて現代には人の情が足りてないんだろうなと思った。
SKY-HI『朝が来るまで』
"SKY-HI'sTHE BEST -POPS BEST-"はどの曲も好きで運転中に聴いてますが、この曲は仕事の帰り道によく聴いてます。燃え尽きて笑顔でいる余裕がないときに聴くと、心がほぐれる。
しっかり鳴ってるベースラインとギターのリズム、一人で声を重ねるハーモニーがすごく心地良い」。そのうえトライアングルやTR-808の音が聴こえてきますが、これがいい味出してる。そして……
「大丈夫」は大丈夫じゃない時にしか言わないじゃない
このフレーズがすごく刺さる。笑顔が作れない状態で「大丈夫」って言うのは大抵心の信号黄色になってるとき(だし、私は燃え尽きてるとそうなりがちです。)
誰にも見せてない一面に寄り添うナンバー。一人、だけど独りじゃないと思えるって音楽の素敵なところだと思います。
武田と哲也 "Let's Talk feat. Kzybooost"
Love On Deliveryはアルバムの音源をスマホに入れていて、今でもよく聴いてる。
『朝が来るまで』しかり、曲の空気感が夜中で肌重ねてない曲もすごくすごく好きです。サウンドが心地いいんですよね。(これ説明がすごく難しい。伝われ。)
とにかく2番の歌詞がめちゃめちゃキレイ。ビートの感じとか心地良いからついつい2周目聴いてた……なんてコトがよくあります。
(好きすぎるので話が止まらなくなる前に終わります。)
4月8日放送回
Novelbright 『愛とか恋とか』
この回ではNovelbrightから2曲紹介しました。
Spotify再生数9千万、公式MV再生数4681万。
アコースティックギター×みずみずしい澄んだサウンドが心地良い。爽やかに最初歌っているのに、「愛してる」「預けてほしい」の音階が上がってファルセットになったときのゾクゾク感。人間離れしてる歌声と言える。
最初Sunny drop聴いたとき「こういう人間を天性の才能って言うんだなと思った。」
音域が広い、声が太い、ファルセットで一番高い声出したときのアタックの強さ。どの曲も幹が太い。
Novelbright 嫌々
もうビートから好き。ロックバンドがこういうコトやるだけでもワクワクしかない。太いベースある、ホーン入ってる、シンセ(多分クラヴィネット。バキバキしたファンキーな音)
Cメロ好きすぎる。メロディの乱高下、ファルセットの切り替わり祭りで聴いてる側は高揚感ハンパない。どうにもなんない話だけど、独り占めしたいって主人公の狂おしい愛が放たれてるの個人的に好き。
4月15日放送回
宇多田ヒカル "Automatic 2024mix"
ベストアルバム"SCIENCE FICTION"に収録された、リアレンジされた"Automatic"。
立体感があるサウンドに切り替わり、キンと聴こえる高いビートの音が強調され、重低音(キック、スクラッチ)が前に出ているのが特徴。
サビでは全体で微かにシャンとした高い音が加えられていたり、サビ終わりには音をごそっと抜いて歌声と重低音ビートを聴かせている。
アウトロはフェードアウトで終わるのではなく、エコーを効かせたサウンドでスパッと締めている。
広瀬香美 "promise"
スパニッシュ系の熱感がかっこいいナンバー。
左右それぞれ違うアコースティックギターの音色に挟まる感じがすんごい気持ちいい。
そのうえ、ビートも左右交互にくる感じには身体が動く。間奏のところがシビれるぐらいにグルーヴィー。
そしてなにより広瀬香美さんの圧倒的歌唱力。コーラスを重ねるところ、サビの「ずっと」のビブラートのなめらな揺らぎは耳に残る。
4月22日放送回
藤井風『きらり』
邦楽は20年ごとにすごい人が出てくると思う。 60年代は坂本九、80年代は坂本龍一、小室哲哉(世界レベルで一番音楽が豊かな頃だからこの時代だけ2人)、 00年代は宇多田ヒカル、そして20年代は藤井風。
『きらり』は、音の抜き差しと音色(おんしょく)のチョイスが絶妙で、特にサビの最後のピアノの連打が最高。
1番はシンプルなグルーヴィーサウンド。 サビの広がる感じが気持ちいい。
2番はAメロの木琴っぽい音がかわいらしくて、ギターが滑らかに流れていくのがマッチするのすごい。
Bメロでコーラスを濃くしてとろける感じにしてからの、クラップ、シンセベースだけにしてサビ突入……こんなの首動かさないでどうするの。好き。
LUCKY TAPES "Lonely Lonely feat.CHARA"
とにもかくにもおっしゃれ。すごく軽やかでちょうどいい甘さだからこういうのはホントに好き。しかもグルーヴィーで首が動く動く。
ピアノとストリングスが大人な雰囲気を作っていて、ベースとホーンで音に勢いが付く感じがあって、ドラムはしっかりビートを刻んでる。ギターもいいスパイス効かせつつ最後にソロもある。
ボーカルの澄んだ声がすっと耳に入ってくる感じが心地良いし、Charaさんの声も可愛くてハマってる。
4月29日放送回
tonun "Friday Night"
とにかく声を聴いてほしい。声が超あまったるい。元々甘い感じが濃厚だと胸焼けしちゃうから苦手だけど、この声めちゃめちゃ聴けるから不思議。
一人でハモり重ねてるからサビですんごいゾクゾクするし、細く鋭いファルセットにはグッとくる。
サウンドがシンプルでスムースに流れていくからすっと耳に馴染むし、重ねたギターの音が気持ちいいし、ベースも跳ねた感じもいい。
Folder 「パラシューター」
1997年リリース……だけど全く色褪せない。
イントロのビートだけで首が動く。シンセのリズムが気持ちいい。
三浦大知さんの声が甘酸っぱくってかっこかわいいくて、無邪気な感じからは純粋に音楽好きなのが伝わってくる。
作編曲は小森田実さん。SMAPの「青いイナズマ」「らいおんハート」「BANG!BANG!バカンス」も作編曲を担当している超レジェンドです。
(それに加えて、作曲だけなら"SHAKE"と「たいせつ」も手がけてます。)
以上の楽曲となってます。
5月のフリートークのお題は「旅の思い出」です。
旅先でのエピソード、旅行で行った場所、ハプニングやアクシデントなどなど……あなたの旅の思い出を教えてください。
otokoi.radio@gmail.comまでメール、もしくは以下のアンケートフォームまで送ってくださいね!