今週のお題「懐かしいもの」
私にとっての「懐かしいもの」といえば「小室哲哉プロデュース」になる。
1991年生まれの私が物心ついた頃は、小室ブーム全盛期。テレビの音楽番組は小室哲哉さんがプロデュースしたアーティストがひっきりなしに出演していた時代。
TRF、篠原涼子 with T.komuro、h jungle with t、華原朋美、安室奈美恵、鈴木あみ、globe、ect....
今回は邦楽黄金期の一つのピースともいえる、音楽ユニット"globe"の楽曲から"FACES PLACES"を紹介したい。(※以下敬称略)
・globeとは
1995年8月9日シングル"Feel Like dance"でメジャーデビュー。
小室哲哉さんはプロデュース兼メンバーの一人としても参加。メンバーとしては公私で付き合いのあったマーク・パンサーとオーディションを勝ち取ったKEIKOの3人である。
今回紹介する”FACES PLACES”は、先行配信された9thシングルでありダブルミリオン、楽曲が収録された同名アルバムはトリプルミリオンを記録している。
※画面の点滅が強いシーンがあります。終盤とか特に強いので苦手な方は気をつけてください……。
全てが独特ながらも大ヒットしたナンバー。「サビは一体どこですか?」と思うぐらい全てが聴きどころであり、音数が非常に多いグルーヴサウンドになっている。
最初はアコギを中心に歌声を引き立てるような構成。そこにエレキギターやコンガ、ベース等が加わりグルーヴが複雑になる。そこにさらにドラムやタンバリンを中心に大量に音数が増える。
がらっと曲の雰囲気が変わると、エレキギターの存在が強くバンド感が濃くなったサウンドに変貌して、終盤は出し切って燃え尽きていくように始まりに近い形になりフェードアウトして終わる。
歌声はKEIKOの優しい声とパンチの効いた声のギャップが気持ちよく、寄り添うような小室哲哉のコーラスはクセになる。
特に『One more drink何か飲ませて』からハイトーンでパワフルに歌い続けて、『愛してくれてる あなたが決めるの?』でちょっとだけクールダウンする感じ。
コーラスが厚くなって低音が濃くなるのは、すっと心に優しい風が吹くように感じる。(これを繰り返すのが、また堪らないですよね。)
時代を封じ込めたようなドキュメンタリーのエッセンスが入ったMVを見てると、懐かしさを感じる人もいるのでは?
この頃の日本のエンタメ業界は眩しく光り輝いていたのがすごくよく伝わる。高級車でシャンパン片手とか、見ていると本当に「あの頃はよかったな」と思わず声に出てしまう。
ここまで大体的な華やかなプロモーションは、現代だとなかなかできないだろう。
(同時に、当時はテレビ番組とか超面白かったし、エンタメの世界は本っ当に景気がよかったなぁ……と、しみじみしちゃいます。。)
・おまけ
この記事を書こうとしてglobeのYoutubeを見ていたら、、、、
公式とパークマンサーがコラボしてた。サムネの地点で圧がハンパない。
そうだよアホだよの人、今でも活動してるんですね。今では野菜ソムリエと食育インストラクターの資格持ってる農家さんでもあるそう。
(アホだな……)そうだよ アホだよ~♪
(アホだな……)今ではっ 農家のアホだよ~♪
(アホだなお前女を追っかけ回してまたドジしてる)
(アホだな……)
なんてノリノリで歌ってるのだろうか。わかんないけど。