2021年12月〜2022年11月に配信・リリースされた曲の中から、ワタクシ的ベスト10をプレイリストで作りました。
『1曲1アーティスト、アーティスト重複無し』の条件で選曲してます。
1位:恋の炎(Skoop On Somebody)
ギリギリ滑り込みエントリーで、私が今年Spotifyで一番聴いたGOOD TIMEから首位強奪。
Aメロほぼ囁きっぱなし。この地点でもうヤバい。
巧妙なコーラスワークで個々の声を聴かせるところは聴かせる、揃えるところは揃えてる統一感。
最後の立体的なコーラスにファルセットのフェイクまで乗っかるの、語彙力が飛ぶ。
そして、歌詞がアーバンでほどよい甘さなのがいいんですよね……。
2位:CROWN(SOMETIME'S)
歌詞、バックトラック、歌声の3つが5点満点で全て4.7以上。
イントロのサックスから切なさ全開。中盤のファルセットと低音のハーモニーが強力。
後半でエレキギター入ってからの、諦められない気持ちで藻掻いて足掻く感じがすごく好き。
歌詞はBメロの語感のいい英文好き。
あとはことわざだったり表現が面白いし、東京の地名は大都会の冷たさが思い浮かぶから好き。
3位:LOVE'S ON FIRE(山下達郎)
この曲に心を射抜かれて、私は"Softly"を買いました。
イントロのシンセの一番最初の音が放つ世界観で引き込まれる。音数少なめでシンプルなサウンドだけど、ずっと頭に残るグルーヴ感は圧倒モノ。
歌詞はBメロと間奏明けがいい。今の人たちじゃ書けない表現じゃないかな。
山下達郎さんはサブスクで曲を配信してませんが、この曲は公式MVが公開されてます。聴いてほしい。
4位:FRIDAY KIDS CHINATOWN(にしな)
最初ラジオで聴いたとき即Spotifyで曲追加した。
ギターとビートが太い軸になってるサウンドのグルーヴィーな感じが、すごくクセになる。
にしなさんの歌声もすごく細いけど力強い感じや、歌い回しがぐっとくるし、繰り返し聴きたくなってしまう。
5位:Tangerine(Ayumu Imazu)
曲が最高にずるい、これに尽きる。トラックが頭から最後まで超お洒落。
イントロのトランペットから聴き手の関心持たせて一気に曲の世界に落とす。そこからは音をふんだん使ったグルーヴィーな音世界が待ってる。
歌声を真ん中から聴かせるのと両サイドから聴かせるのも巧い。
6位:初恋の悪魔(SOUL&"PIMP" SESSIONSにRHYMESTERを添えて)
ジャジーサウンド×ラップの疾走感が、スリル満点な悪い大人の恋愛にハマってる。
前半はドラムが耳もぎ取る。そう言ってもいいぐらいドラムのビートや間がかっこいい。
後半はMummy-Dさんと宇多丸さん交互に歌ってるところにピアノ噛み合うのが気持ちいい。
7位:なんてったってSUMMER(ウルトラ寿司ふぁいやー)
イントロのクラップからリズムに乗せてくるし、統一感あるハーモニーが心地いい。Jぺいさんの滑らかで高い声、素敵です。
あとはパーカッションとギターのリズムとかもいいんですよね。人の数が多いからできる込み入ったサウンドは強み。
ウルトラ寿司ふぁいやーを知ったのは11月中旬なので、この曲を夏に聴けなかった事が今年後悔してることの一つです。
8位:友人A(Creepy Nuts)
歌詞のストーリーがとにかく泣けて、終始ずっと絵が浮かぶ。
サビの彼女側から見ると、僕の存在が無いことの例え方とか刺さる。
ラストのアルファベット順に歌詞が流れていくのは超芸術的。サウンドはビートの後ろがふんわりした音使いの淡い感じがいい。
9位:トウキョウ・シャンディ・ランデヴ(MAISONdes、花譜、ツミキ)
デジタル感があるシンセサウンドと、とても込み入ったサウンドのグルーヴ感がいい。
それと、歌詞の語感の抜群な感じや勢いがある歌声も好き。ついつい口ずさんでしまう。歌声の勢いの良さとかも好きです。
10位:Behind Moonlight(男澤直樹)
私の中では『令和の三浦大知さん』と勝手に呼んでます。上手く描けないけど、すごく"Keep it goin' On"に似て親しい何かがある。
三浦大知さんよりフロウではないけど、彼に無い高いクリアな歌声が強みであり個性。今年1曲しか出してないので来年が楽しみです。
以上の10曲です。
音楽を勧める人として、新譜をちょっとずつ意識して聴くようになったのが今年の梅雨ぐらいですので、来年はしっかり聴いていこうと思います。
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