今日2月8日はKO-ICHIROさんのお誕生日です。60歳還暦おめでとうございます。
毎年恒例となっているお誕生日企画、今年はKO-ICHIROさんが作った・プロデュースしたと言われてる楽曲から10曲選曲し、プレイリストを作りました。
KO-ICHIROさんが作る曲では特に、あたたかいバラードソングや緩やかなBPMでしっとりとしているものが好きです。
BPMが低くても打楽器みたいなピアノの音にはとてもグルーヴがあるので、すごく聴きやすいです。
もちろん、お誕生日なので全曲紹介します。
1曲目:My Gift To You
Sha la la"と同じく、Skoop On Somebodyの名詞的な一曲。CHEMISTRYへの楽曲提供のセルフカヴァー。
KO-ICHIROさんいわく「2番のBメロは夏の北海道すすきのを歩きながら、冬の景色をお歩いて引きずりおろした」そうです。
(※倶楽部SOS2023年4月12日オンエア回より)
2番Aメロの数秒以外、ずっと後ろでひっそりと弾きたおしてるピアノをに耳を傾けるのもいいんですよね。
ひたすら静かにボーカルを引き立て、Cメロの低い音から駆け上がるグリッサンドからの、KO-HEYさんのシンバルと縦が揃うのが気持ちいい。
2曲目:Time and Tide
寄せては返す、たゆたう波のように聴こえるピアノの音色が好きです。
特にイントロの繰り返すメロディ、Bメロの最後のリズムが脈打つ感じ、間奏明けの高音から始まる哀愁漂う感じを聴いてほしい。
3曲目:Bule Moon
すごく優しい声で柔らかく包むようなコーラスが心地良い一曲。
シンプルに歌、コーラス、そしてピアノだけで作り出す世界観。そのほかは必要最低限のビートと、ピアノの音色の輪郭を太くするぐらいのシンセが入ってるぐらいなので、そっと耳に馴染んでいく。
BPMはとてもゆったりしてるけど、8分の12拍子だからすごくスムーズに聴けちゃう。Bメロの最後に音の縦が揃うところや、間奏の低いピアノの音のリズムがある感じとかいいなぁと思います。
4曲目:青春ノスタルジー
サブスク解禁されたので選曲しましたが、個人的に一番セルフカヴァーをしてほしい曲。
楽曲提供されたもので一番好き……なんですが、この曲は作詞作曲提供だけで、編曲までは担当してないんですよね。だから、3人がアレンジまでやったものがめちゃめちゃ聴きたいなと思ってます。
甘く切ない心沁みるメロディと、ここまで一途に好きなのに叶わぬ想いを綴った歌詞はとても胸を打つ。
5曲目:In My Diary
一息ついてる昼下がりを一緒に過ごしたくなる感じの雰囲気がすごく好きです。(「青空」や「真昼の月」も同じ系統の雰囲気だと思う。)
サビでリズムを刻んでるのがすごくいいスパイスになっているし、間奏のピアノソロの後半の打楽器感が強まる感じとか素敵。
あと……うろ覚えですが「KO-ICHIROさんがアウトロを伸ばしまくって歌うのが大変だった」とTAKEさんがラジオで話してたのを覚えてます。
(たしか倶楽部SOSだったと思う。)
6曲目:evergreen
2人時代の集大成。持ってる情熱全てをぬくもりに変えて、丁寧に注いだ一曲。
たった二人でピアノと歌声だけ、コーラスすらも無い。究極にシンプルを貫き通して深い愛をダイレクトに伝える感じは、優しく芯から心をあたためるのではないでしょうか。
ラスト4曲が全てクワイアーが入った曲なので、橋渡しをするならこの曲だと思いました。大勢で歌声の熱気とは違う、ここにしかない熱を感じてほしい。
7曲目:街に愛があふれて・・・
ライブを観に行ってこの曲のイントロを生ピアノで聴くときの思わず息を飲んでしまう感じは、時間が立ってもあのとき感じた胸の高鳴りとともに思い出します。
また、個人的にMVが一番好きな曲でもあったりします。歌い終わったあと、拍手が聴こえてからグッと手を握りしめるTAKEさん、とってもかっこいいですよね。
8曲目:Believe in Love
ここからはLove3部作を遡っていきます。ゴスペルのエッセンスが入っており、KO-ICHIROさんといえば外せないシリーズです。
"Believe in Love"は一言でいうならば『壮大』
なんといっても後半のクワイアーが入ってからの展開が素敵。曲を広げて持ち上げて……では終わらず、さらに広げて持ち上げるスタイル。
Key Of LoveやEverlasting Loveは持ち上げて広げたままキープしていくけど、この曲の二段階仕様の壮大さは圧巻モノ。
ピアノはクワイアーが入る手前から始まる力強いタッチが聴いていて気持ちいいです。
9曲目:Key of Love
Loveシリーズ2作目。全てに深い愛は共通するけど、それぞれ違うカラーが出ていると思います。
"Key Of Love"は一言でいうならば『ぬくもり』。
前面に出された存在感のある生ストリングスが奏でる音がとてもあたたかく、後半クワイアーの歌声との相乗効果は、Love三部作のなかで最もぬくもりに満ちたナンバー。
どれだけ心が冷え込んでいようとも、優しくじんわりとあたためてくれる一曲です。
ピアノはイントロのとても沁みるメロディと、Cメロのラストのグリッサンドからのサビ突入を聴いてほしい。勢いのある高音のグリッサンドが往復しますが、曲の広がりにすごく華を添えていると思います。
10曲目:Everlasting Love
Loveシリーズ1作目。個人的にLove3部作で一番好きなのはこの曲です。
"Everlasting Love"は一言でいうならば『希望』ですよね。永遠なんてものがあるのかはわからないけど、それでも希望を抱いてひたむきに求めて歩き続ける物語はすごく感動します。
ピアノとオルガンの鍵盤二段重ねとストリングスの美しさ、クワイアーが入ってからのドラマチックな感じは本当に聴き惚れてしまうばかりです。
また、ピアノ単体に関しては聴きどころしかないです。
イントロ~前半のTAKEさんと歌声の後ろでスポットライトを浴びながら弾いてるのもいいし、ストリングスが入ってからはちょっと奥に引っ込んじゃうけど、それでも存在感が失われない音は、とてもグルーヴのアクセントになっている。
(音数が多くて見失いそうになるかもだけど……頑張って全集中で聴いてみよう!)
以上の10曲となってます。
おわりに。KO-ICHIROさんお誕生日おめでとうございます。
今年は還暦ということでプレイリストを作りましたが、この10曲だけではとても語り尽くせないぐらい、いっぱい素敵な楽曲を生み出してると私は思います。
これからも、そのよさを届けられたらいいなと思ってます。素敵な1年になりますように。