本日は2月8日、Skoop On SomebodyのKO-ICHIROさんのお誕生日です。61歳のお誕生日おめでとうございます。
去年は還暦とのことでプレイリストを作りましたが、今年は細かすぎて伝わらないKO-ICHIROさんの好きなピアノの音を紹介します。楽曲の一部分で聴こえるピアノを徹底解説。サブスクやCDの再生時間に気を配りつつ、読みながら聴いてみてくださいね。
- 1曲目:Key of loveの間奏からラスサビ前(2:59〜3:36)
- 2曲目:青空のラスサビ(3:02~3:53)
- 3曲目:No make de on the bed(Club SOS Version)のイントロ(0:00〜0:26)
- 4曲目:SHAPE OF HEARTSの2番Aメロ(2:12~2:35)
- 5曲目:Amanogawa(S.O.S. edition)のアウトロ(5:22〜6:15)
1曲目:Key of loveの間奏からラスサビ前(2:59〜3:36)
間奏になると打楽器ピアノが聴こえて、ストリングスが登場して少し控え目になり間奏が終わり歌声が聴こえてピアノが他の音と溶け込んでしまう……では終わらない。むしろここからが聴きどころです。
『永遠を誓うよ』の後ろで右から重低音の広がりあるピアノ(多分3回)が聴こえてくるが、この音はKO-HEYさんのドラムのシンバルと縦の音が揃ってるから盛り上がる。そこから勢いよく鍵盤を往復するグリッサンドが入り、さらに駆け上がっていくような中音の打楽器ピアノ4回聴こえてサビが花開く。
この詰め込むだけ詰め込んだ濃厚な聴きどころ、ぜひ感じて欲しい。
2曲目:青空のラスサビ(3:02~3:53)
2番のAメロ以外ほぼ休みなしでKO-ICHIROさんがピアノを引き倒す『青空』ですが、ラスサビ以降聴きどころは必聴。
「もう一度信じてみようよ~そこから 歩き出せるように」までは、緩急をつけて勢いよく揺らすようなハネた音をしている。「ねえ せめて 手と手を繋ごう 相変わらず風が強いから」では、音が高音主体に切り替わるのがドラマチック。
「もう二度とはぐれないように 涙が こぼれないように」ではピアノが刻むリズムが細かくなる。この細かいリズムがとってもすっごく気持ちいい!
「いつか夢みたような」ではKO-HEYさんKO-ICHIROさんの歌声をなぞりつつ動きのある音を奏でて、「青空の下」の最後をシャランと気持ちよく締める。
3曲目:No make de on the bed(Club SOS Version)のイントロ(0:00〜0:26)
勢いよく低い音に流れていくタッチの音からグッと心を掴んだあと、KO-HEYさんのスネアの一音目の後に「タタンタン」と同じ音を続けて強めに鳴らすのがとっても気持ちいい。原曲にはないこの部分ホント好き。
……だけではなく、原曲のイントロの部分は重低音がガッツリ鳴って駆け上がっていく音を繰り返すリズムは200%首が動くし、メロディを担う音はしっかり鳴っている。これを同時に味わえるのが堪らない。
4曲目:SHAPE OF HEARTSの2番Aメロ(2:12~2:35)
GOOD NEWSレビューで触れていた部分でもあります。とっても大好きなので掘り下げます。このAメロではTAKEさんが歌うフレーズの後ろでピアノの音が3回鳴るんですが、少しずつ動きがあるんです。
『掛け違えたボタンを』→ピアノが2音鳴る→『一つ一つ外して』→ピアノが4音鳴る→『素肌になる想いに』(ここの後ろではこっそりピアノに動きがある)→ピアノが3音鳴る→『もう嘘などつけない』(この後ろではピアノが動き始める)
このちょっとずつ曲が開き始めていく感じがすごくいい隠し味になっている。(ちなみにAメロの最後に打楽器ピアノの音が顔を出して、Bメロでは打楽器ピアノしてるのもいいんですよね……!)
5曲目:Amanogawa(S.O.S. edition)のアウトロ(5:22〜6:15)
KO-HEYさんがめちゃめちゃかっこよくサビを締めたあとからスタートするところです。(KO-ICHIROさんのピアノを語る記事ですが……ここのドラムもかっこいいんだよね。)
やや打楽器ピアノな音から始まり、TAKEさんの「待つでしょう」という歌声が繰り返し響いてるときは、グルーヴの間をピンポイントで狙ったようなピアノの音が入ってくる。
TAKEさんがフェイクがひたすら入るところでは、フェイクをおっかけてなぞったり、フェイクとフェイクの間にすっと打楽器ピアノが入ったりする。まるでデュエットしてるみたいで素敵。
そこからさらに低音で軽くグリッサンドを挟んで打楽器ピアノがどんどん続いていくドラマチックな展開。惚れ惚れしちゃいます。
また、KO-ICHIROさんとTAKEさんの二人時代のライブ映像がYoutubeで公開されてますが、KO-ICHIROさんが一人でピアノを弾き倒してるのが本当に最高なので、そっちもぜひとも見て欲しい。
おわりに。
KO-ICHIROさんお誕生日おめでとうございます!2025年がKO-ICHIROさんにとって素敵な一年になりますように。
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