harimusicjp

「聴く」の先へ。音楽の話をしていたい。

Skoop On Somebodyの歌詞を読んで欲しい曲【その1】

 

 

今日は8月13日。Skoop On SomebodyのボーカルTAKEさんの誕生日です。53歳のお誕生日おめでとうございます。


去年はSkoop On Somebodyの特に歌声を聴いてほしい5曲を紹介しましたが、今回は歌詞にスポットをあてます。

 


「この人の頭の中はどうなってるんだろう……」という発想。

「どうすればその単語を使うことをひらめくのだろう」という言葉。

「聴き手の頭を刺激するのがすごく上手いなぁ」という表現。

 


それが超いっぱいあるんです。『作詞:Skoop On Somebody(S.O.S.)、作詞:TAKE』には。

 

どんな歌詞書いてるんだろう……と気になって、歌詞サイトに記載がない楽曲提供のCDを探して買ったりしました。(これはどうかしてると私自身思う。)

 

今回はその中から、これは紹介したい、あれこれ語りたいと思った5曲。決してベスト5とかでは無いです。ベスト5決めるの無理、できない(苦笑)

 

 


と、いうことで。いってみよう。

 


(※作詞Skoop On Somebody(S.O.S.)は必ずしもTAKEさんが一人書いてるとは限らないですが……そこは、広い心でお願いします。)

 

 

 

 

 

1曲目:Luv Connection

 

 

飼い馴らされた嘘の自由に 君なら何を選び何を捨てるのだろう
官能の扉開いて 感じあえるなら もう僕らは
LUV CONNECTION
We'll be the one We'll be together

 

作詞・作曲:SKOOP from"Where do we go"

 

『官能の扉開いて』という言葉の美しさ。感じあえるなら、CONNECTION、We'll be the oneって続くあたり、これ扉を互いに開いて……ってことですよね?

 

紳士淑女的な関係で「僕が君の扉を開こう……」ではなく「お互いに扉を開いて感じ合おうよ」という、いい意味で超フレンドリー。

これは思わず警戒して身構えてしまう感じを容易く解いて、簡単に一線超えてしまう。

 

また「飼い馴らされた嘘の自由に」ってフレーズも好き。手なづけられてしまった世界の内にある、嘘の自由って色々想像膨らみますね。

これを書いたのがメジャーデビューから2年半。完全に持ってるセンス。そして、、

 


ど う し て 評 価 さ れ な か っ た ん だ よ ! !

 


これに尽きる。皆様もそう思いませんか?

 

 


2曲目:Luvtone(Interlude)

 

 

Hey! 絡み合う音 交差したSymphony
ねぇ 既にふたつ Tone 解けそうにないよ
触れるたびに応えて Your crazy sexy tone
濡れた声で壊れて Here not come to the end
終わらないX times

 

作詞・作曲:S.O.S. from"State Of Soul"

 

2分20秒の劇薬。それぐらい刺激が強い。

まず、ここまでギリギリを攻めるのすごくないですか???

(ふー……引用部分で歌詞書き写しててもドキドキした。。)


改めて。この歌詞のなにがすごいって、これ完全に音楽用語を当てはめるの勝ちしてると思います。

Toneは音、Symphonyは交響曲、X timesは演奏時間が決まってなく、指示が出るまで演奏するという意味なんですよね。

 

他のワードでドキドキさせて「ここの解釈は聴き手におまかせします」が上手いなって思います。


(そもそも、X timesって意味を知らずに言葉だけで勝手にあれこれ考えてしまう人は絶対いるだろうし、多分それを謀って書いたと思う。)

 

 

 


3曲目:Apogee/Perigee

 

 

宇宙の起源に焦がれる 当てなき虚空の兎
時だけが阿吽の距離で 特別な日々を重ねる

 

作詞・作曲:S.O.S. from"SKOOP ON SOMEBODY"

 

不思議な世界観。歌詞を全体的に見た感じでは、おそらくGOOD TIMEと同じでパズル形式じゃないかな……と、私は思ってます。

 

タイトルが遠地点(Apogee)/近地点(Perigee)なのもあって『時だけが阿吽の距離で 特別な日々を重ねる』はおそらく彗星と惑星が最接近することを、キミと僕になぞらえてる。超ロマンチック。


『宇宙の起源に焦がれる 当てなき虚空の兎』は謎すぎる。地学を履修してない、天体観測もしたことない私には何を指してるのか全然わからないけど……それでいいと思ってます。

不思議でミステリアスな世界観が、この曲のよさなので。

 

 


4曲目:ふたりごっこ

 

 

離れていると 求め合うのに
一緒にいると 傷つけてしまう
哀しいけれど どうしようもなくて
どこにもいけない ままごとだね ふたりごっこ

 

作詞・作曲:S.O.S. from"S.O.S. Duets"

 

『離れていると求め合うのに一緒にいると傷つけてしまう』心理学用語でいうところのヤマアラシのジレンマ。お互いがお互いを好きである、だから本当にどうにもならない。深くて切ないフレーズが心に刺さる刺さる。


そして、最初のサビは『ままごとみたい ふたりごっこ』なのに、最後のサビでは『ままごとだね ふたりごっこ』で曲が終わる。

 

最初は認めたくなかったのだろうけど、最後はそれを受け入れてしまうのがツラい……けど、その切なさがいい。

 

 

 

5曲目:Let's Talk feat. Kzyboost

 

 

君に 捧げたい今すぐに 光り 煌めく愛の鍵を
ふたり 繋いだ手を伸ばせば 星に 届くほどに

 

作詞・作曲:TAKE from"Love On Delivery"


目には見えない愛を『光り煌めいている』という形での表現。

そして、形としては鍵になっていて、それを渡したいではなく『捧げたい』って表現。(しかも今すぐに)

 

捧げるって言葉は「まごころや愛情を示して相手に尽くす」という意味もあります。非常に誠意を感じる。

純粋な愛情と情熱に満ち溢れてる感じがとても素敵で大好きです。

 

 

ちなみにこの曲を初めて聴いたとき、夜中なのに一気に目が覚めたし、まだCDが届いてなかったので、Spotifyで聴いて歌詞書き起こしました(実話)

 

 

 


5曲と書きましたが、最後にあと1曲だけ紹介したい歌詞があります。関ジャニ∞に楽曲提供した曲ですが………。

 

 

6曲目:青春ノスタルジー

 

 

「好き」じゃ足りなくて もっと困らせたくて ワザと長めの Kissをした
愛はノスタルジー ひとりよがりのジェラシー
あの娘恋しい 黄昏の シルエット

 

作詞・作曲:Skoop On Somebody from関ジャニ∞"JUKE BOX"

 

 

困らせたくなるぐらい相手の事が好き。だけど相手の「好き」だけじゃ足りない、もっと欲しい。計り知れない情熱と止まらない愛情。


ホントに「どうすればそういう感情に至ってしまう状況を書けるんだろ……」って思うし、すごくすごくすごくドキドキする。しかもこのフレーズの前に、ピエロの恋っておそらく自らを道化師に例えてるのは悲しみと嫉妬の境地。


止まらない愛と、とめどない悲しみが背中合わせになったストーリー。これぐらいふっきれてわがままな世界観、好きです。大好きです。

 

 


以上の6曲でした。

 


改めて、TAKEさん本当にお誕生日おめでとうございます。

 

歌詞の世界観にはすっごく魅せられてますし、私は歌詞を書いてませんが、人を魅了する言葉の選び方やつなぎ方は、憧れです。

 

これからも素敵な歌声、曲、そして歌詞を楽しみにしてます!