本日4月6日はSkoop On SomebodyのKO-HEYさんの誕生日です。57歳のお誕生日おめでとうございます。
KO-HEYさんがREJOIN(再加入)した2022年には『1997』というアルバムをリリースしていて、その中には『SUPER SHINING』という曲があります。
20年後どころか200年後でも色褪せてないであろう一曲であり、REJOIN後にKO-HEYさんが手掛けた曲で一番好きです。せっかくなのでちょっとだけ徹底解説しようと思いました。
- ざっくりとした『SUPER SHININGの紹介
- 今回聴いてほしいのは2つのシンセ
- 管楽器シンセの絶妙なタイミング
- 細かく動くピコピコシンセ
- おわりに。
- おまけ:SUPER SHININGを解説した文章がある記事
ざっくりとした『SUPER SHININGの紹介
KO-HEYさんがREJOIN後に手掛けた楽曲でも屈指の音数マシマシ楽曲。
AメロBメロではキックとスネアが交互にくるシンプルなリズムであり、しっかりと鳴っているのでとてもリズムに乗りやすい……が、サビで様々な音が大量投入され、ガラッと世界が切り替わる。大量の音による緻密なグルーヴが気持ちいいナンバーとなってます。
今回聴いてほしいのは2つのシンセ
今回は、その緻密に作られたバックトラックのサビから登場する2つのシンセについて解説します。
この楽曲のサビのグルーヴの気持ちよさとして大きいのは以下の2つのシンセだと思う。
・管楽器(いわゆるトランペットやサックスとか)のような音
・ピコピコしたデジタル感のある音色
この2つのシンセはTAKEさんの歌声が無い部分を繋ぎ止めるように出てきて、気持ちよさがとにかくある。ボーカルを聴くのもよし、ドラムを聴くのもよしですが……この2つの存在を知ると、よりいっそう『SUPER SHINING』が気持ちよく聴こえると、私は思います。
……と、いうことで。歌詞に書き足す感じで2つのシンセの徹底解説します。
管楽器シンセの絶妙なタイミング
1サビではTAKEさんの歌声をおっかけるような形で入ってきて、2サビはフレーズとフレーズの間に細かいリズムを挟むような形で入ってくる。(ホーン)という形で書き加えてるので、ぜひ聴いて欲しい。
@1サビ
SUPER SHINING(ホーン) 覚めないで(ホーン)
SUPER SHINING(ホーン) 止めないで(ホーン)
@2サビ
Go round and round ときめく 心だけが(ホーン)
And go round and round 響いて 闇を切り裂く(ホーン)
そして、最後のラスサビ……だが、今までとは違うリズムと音階のものも入ってくる。以下、(ホーンB)で記載してるので違いを含めて全集中で聴いて欲しい。
@ラスサビ
Go round and round 輝きの 魂が(ホーン)
And go round and round 巡って(ホーンB) ここで(ホーン) 出会う(ホーン)
Go round and round ときめく 心だけが(ホーン)
And go round and round 響いて(ホーンB) 闇を切り裂け(ホーン)
SUPER SHINING
細かく動くピコピコシンセ
そして、もう一つがピコピコ感のあるシンセ。TAKEさんの歌の後ろで基本的にはゆったりとした動きで音階が動くけど、歌がない部分ではめちゃめちゃ細かくなって前に出てくる。この細かい動きにはすごく勢いがあり超気持ちいい。
以下、(ピコピコ)で聴こえてくる場所を書いてるので聴きながら感じ取ってほしい。
@1サビ
Go round and round 輝き(ピコピコ) の魂が
(ピコピコ)And go round and round 巡って(ピコピコ) ここで出会う
(ピコピコ)SUPER SHINING (ピコピコ)覚めないで
(ピコピコ)SUPER SHINING (ピコピコ)止めないで
@2サビ
Go round and round 無限に(ピコピコ) 回れエスポワル
(ピコピコ)And go round and round そのまま(ピコピコ) おもくままに
(ピコピコ)Go round and round ときめく(ピコピコ) 心だけが
(ピコピコ)And go round and round 響いて(ピコピコ) 闇を切り裂く
そして、このピコピコシンセは2番サビ後の2フレーズがヤバい。
(ピコピコ)今 愛はどこへと 届いてる?
君の元へ
さっきまではゆったりとした動きと、めちゃめちゃ細かくなるものだけだったピコピコシンセが、TAKEさんの歌声の後ろで休むことなくずっと動き続ける。TAKEさんが歌う前に細かくなり、ゆったりに戻るのかなと思ったら、そのまま休みなしのひっきりなしで動き続ける。
これがびっくりするぐらい気持ちいい(冗談抜きで私はここでは歌声ではなくシンセに耳を持ってかれる。)
そして、ラスサビへ。
@ラスサビ
Go round and round 輝き(ピコピコ) の魂が
(ピコピコ)And go round and round 巡って(ピコピコ) ここで出会う
(ピコピコ)Go round and round ときめく(ピコピコ) 心だけが
(ピコピコ)And go round and round 響いて(ピコピコ) 闇を切り裂け
SUPER SHINING
1サビ・2サビと同じようにゆったりとした動きとめちゃめちゃ細かくなって前に出てくる感じなるが、歌が終わりアウトロになるとTAKEさんからバトンを受け取るようにピコピコとしたシンセが一番聴こえるような形でおわる。かっこよすぎる。
おわりに。
『SUPER SHINING』が収録されているアルバム『1997』のリリース時に、KO-HEYさんはリズム&ドラム・マガジンのインタビューにて、楽曲制作に関してこういう話をしてました。
●全体が一気に見えるって、どんな感じなんですか?
KO-HEY 普通にCDプレーヤーにCDを入れて、PLAYボタンを押して1曲目がかかる、くらいの感じです。
●えーー!? そこまでできているんですか?
KO-HEY だから1曲として全部鳴ってる状態ですね。それがサビからのときもあれば、イントロから始まるときもあったりしますけど、始まったらずっと1コーラス分くらい鳴ってて、「あっ!」と思って、それを一生懸命形にするんです。
(リズム&ドラム・マガジンweb版より一部引用。全体記事はこちら↓)
もし、『SUPER SHINING』の全ての音がサビ鳴っていて作り上げてるとしたら、すごい通り越してるナニカだと私は思う。
『SUPER SHINING』の細かすぎて伝わらない聴きどころは、まだまだたくさんありますが、まずはこの2つの音から感じ取ってほしいので、この記事を参考に聴いてみてくださいね!
そして……KO-HEYさんへ。改めて57歳のお誕生日おめでとうございます!
……余談ですが『SUPER SHINING』は私のリファレンスでもあります。サウンドキャンパスの広さ、一音一音どれぐらい鳴ってるのかを聴くために家電量販店やeイヤホンの試聴機で最初に聴いてる曲でもあります。
打ち込みのデジタルできっちりきっちりしたリズムと、人間が叩くドラムのアナログなリズムのハイブリッドの緻密なグルーヴを作れる人はいないと思います。最高です!
57歳が素敵な一年になりますように。
おまけ:SUPER SHININGを解説した文章がある記事
Skoop On Somebodyアルバム"1997"レビュー
細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音5選。その3