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KO-HEYさんによるBialystocks『差し色』解説【センサカ・J-POP割烹のがみ】

 

エフエム宝塚で毎月第1・3土曜日18:00から放送中の『MUSIC FRAVOR~センリの道もサカセから~(センサカ)』の新コーナー「J-POP割烹のがみ」の一部を書き起こしをしました。

Skoop On SomebodyのKO-HEYさんがオススメのJ-POPの楽曲を紹介し、パーソナリティの中谷文美さんにその曲の魅力を語るコーナーとなっています。

KO-HEYさんが「初回は絶対このアーティストのこの曲にしたかった」というぐらい好きだと語る、Bialystocks(ビアリストックス)の『差し色』となっています。

 

(※以下敬称略)

 

 

 

 

 

「うわーいいなぁ」って思って聴いてたんですよ。

KO-HEY:今日の1品でございますが、これもうみんな絶対知ってる"Bialystocks"2人組でございます。Bialystocks2人組。こちらのね。『差し色』っていう曲です。

 

文美:うん。

 

KO-HEY:もうね。何っ回も流れてるわ。何っ回も流れてるけど、これも俺2年3年ほど前から「ええなあ。この曲。」と思ってた曲が。

 

文美:うん。

 

KO-HEY:もう今もう毎日めちゃくちゃ流れているんで、えー、ぜひとも、じゃあ聞いていただきたいと思います。

 

文美:はい、いただきます。

 

KO-HEY:Bialystocksで『差し色』

 

 

KO-HEY:はい 、お届けいたしました。Bialystocksで『差し色』 です。知ってるでしょ?これ。

 

文美:聴いたことある。聴いたことある。

 

KO-HEY:めっちゃ流れてる、めっちゃ流れてる生茶の宣伝で。

 

文美:初めて聴いた時、あの、こういう言い方するのはもしかしたら失礼な話なのかもしれないけれども。

 

KO-HEY:全然、全然、思ったとおりに言うたらええ。

 

文美:キンモクセイってアーティストいたでしょ?

 

KO-HEY:ああー!いたいたいたいたいたいた!やわらか~いね。

 

文美:めっちゃ雰囲気すごい似てるわと思って。私、キンモクセイ好きやったんで、ちょっと嬉しくなりました。

 

KO-HEY:あのー、ぴったりなんですよね、今のコマーシャルのあれとね。

 

文美:うんうん。

 

KO-HEY:この曲との、このマッチングが。でね、これ2022年の曲ですよ。

 

文美:あ、結構前なんか。もう3年前?

 

KO-HEY:でね、「うわーいいなぁ」って思って聴いてたんですよ。ほいで、これねお若いんですよ。二人ともね。

 

文美:うんうんうんうん。

 

 

もう完璧フォークなんですよね。

KO-HEY:そんな歳いってはるわけじゃないんです。その、まぁ言うたら、1992年とかそんな感じやからね。

 

文美:92年。

 

KO-HEY:ボーカルの甫木元(ほきもと)さん、爽やかボイスの。ね。92年。

 

文美:でも92年生まれでもう30前?(※注1)

 

KO-HEY:おう、せやろ?

 

文美:うん、まだ若いっちゃ若いか。

 

KO-HEY:でね、このね「あ~、あしたぁわぁ~」っていうね。普通ね、「あー、 あ し た わぁー」とか「あしたわ~」とかやな。「あしたぁわぁ~ 」っていうね、このね、載せ方ってね。もう完璧フォークなんですよね。

(※『明日は』のフレーズがメロディに沿ってゆるやかに上がっていく。)

 

文美:ほうほうほう。あっ、なるほどね!たしかに拓郎さんとかそんな感じだよね。

 

KO-HEY:そう!フォークなんですよ。これをこの若いのに、こういうなんていうの?メロディラインと言葉の載せ方すんねやと思って。

 

文美:うん。

 

KO-HEY:だから、全世代に逆に新しく聴こえてるっていうね。 

 

文美:あぁー。そうか。

 

KO-HEY:めっちゃ耳に残んねん。だから、もうこんな、こういう譜割りってもう本当に70年代ですよ本っ当に。 

 

文美:そうか……。

 

KO-HEY:1970年代の、もうフォーキーな日本のジャパニーズフォークの乗せ方なのに、今ここに来ると新しく聴こえるっていう、すげえなって思って。 

 

文美:ってことは、なんかその初めて聴いた時にね、なんかちょっと懐かしさ。ノスタルジーを味わった雰囲気。それってそういうことなんだ。 

 

 

 

『J-POP割烹のがみ』の一発目はもう彼らに絶対したいと思ってまして。

KO-HEY:そう。だから。歌詞も素晴らしいし。で、まあ言うたらさ、うちのグループと真逆のこう、なんていうの、雰囲気じゃん。

 

文美:うんうんうんうん。

 

KO-HEY:もーなんかこうね、腹から声出して「ウワーッ!」って。「カラダ鳴ってるね~!」みたいなじゃないじゃないですか。

 

文美:(笑)。違うね。

 

KO-HEY:全然ええ意味でですよ。すごい 爽やかでさ、優しい感じでさ。で、こういうのすげえなぁ……ってもう思ってたら、あれよあれよという間に彼らはもう大人気になってしまいましてね、大阪でコンサートをするときなんかもうフェスティバルホールですよ。

 

文美:すごいね!

 

KO-HEY:うん。でね、ちょっと俺ね、タイミングが合わなくて観に行けなかったんだけど、なんかもう他の楽曲もね、もう天才ですね。

 

文美:へぇ~。 

 

KO-HEY:菊池剛(きくちごう)さんってその、一緒にやってるね。キーボード、ギター、ベース、ピアノ、プログラミング全部できる方。もう天才だなと思ってますごめん。

 

文美:ふーん。

 

KO-HEY:もうね、あーもー、なんかもう、へぇー……って単純に俺ファンとして、 1ファンとして、いつもこのBialystocksは聴いてるんですけど。はい。もうぜひともね、『J-POP割烹のがみ』の一発目はもう彼らに絶対したいと思ってまして。

 

文美:おおーっ!そうなんや!

 

KO-HEY:そうですね。ってことでお届けしましたけどもねぇ……どうでしたか?

 

文美:いやぁ、なんかいいね。KO-HEYさんから、まぁこの前のセンサカベストテンとかもそうですけど、最近のJ-POPの話とかはたまに聞きますけど。

 

KO-HEY:うん。

 

文美:こうやって改めて聞くのも楽しいね。なんか。

 

KO-HEY:そうでしょう?いやだから、やっぱりこう、なんやろ、もうすごいレベルになってるんですよ今。

 

文美:うんうんうんうん

 

 

 

すげえなぁ……すげえなぁ……って思って。

 

KO-HEY:あの、いわゆる作家の人が、あの例えばアイドルの方に曲書くとか。要はたまたまそれがアイドルの歌うことになったとか。曲自体が良くて、その嫁ぎ先が決まってない曲ってのがたくさん世の中あると思うんですよ。

 

文美:うんうんうんうん。

 

KO-HEY:作家の方っていっぱい書くから曲を。ほいでこう「どうですか?どうですか?」って「あ、この曲いいよね!」って歌うパターンもあると思うんですよね。歌い手としてその、アイドルの方だったり普通のシンガーの方だったりね。

 

文美:うん。


KO-HEY:でもこれってやっぱりこう2人、このビアリーの場合はなんかやっぱり作ってるでしょ?本人達のもちろん当たり前だけど。だからこうピタッといってる感じがすごいんですよね。やっぱりそのほんと無理がないっていうか。声と言ってることとメロディーとなんかアレンジのあの全部がこうぴたっと行き過ぎてて。だから非の打ち所がないっていうか? 

「あぁー、ココとココこうなったら俺好きぃ~!」とかじゃないんですよ。 すげえなぁ……すげえなぁ……って思って。


文美:うんうんうんうん。いやぁこれちょっと他の曲もね、ゆっくり聴いてみたいなぁって思いました。

 

KO-HEY:もうね、もうホントね、すげえね、あのー好きなものとかもよくわかるしね彼らのね。誰が好きなんで誰に影響を受けたかっていう。その取り入れ方とかも素晴らしいんです。

 

文美:うんうんうんうん。

 

KO-HEY:なんかもうあの、現代的で素晴らしい。 ベタ褒めしてるでしょう?

 

文美:うん、ベタ褒め、めっちゃベタ褒めやなぁって思った。

 

KO-HEY:いやぁ本当にいやもう素晴らしいんですよ。だからぜひともね、ちょっとまた皆さんまぁ今時ね、パパパッと聴けますからサブスクで。

 

文美:うん。

 

KO-HEY:よかったらBialystocks、あのー……ね。「もう知ってるよ!」方も多いと思いますこの曲流行ったから。でもほんとね、色んな新しいやつも聴いてみてください是非とも。

 

文美:うん!他の曲を聴いてみたいと思いました。ありがとうございます。

 

KO-HEY:そうなんですよ!なんかこういうベラベラ、ベラベラ……と……ね。一曲一品聴いていただくという『J-POP割烹のがみ』でございます。えー、これからもどうぞ!よろしくご贔屓によろしくお願い申し上げますっ!またのお越しをお待ちしております!

 

(※注1正しくは2025年で33歳になります。)